VDFサンロイヤルの工場では、
パンをつくる過程で使用する
電気やガスなどの
エネルギーの効率的な利用を
推進することで、
"地球温暖化"の
要因となるCO₂やフロンなどの
排出削減に取り組んでいます。
各工場では省エネルギー推進の一環として
照明のLED化を進めています。
春日部事業所では、2022年にLED化100%を達成。
岩槻事業所においても、99%の切り替えが進んでおり、
2023年度中の目標達成に向けて取り組んでいます。
VDFサンロイヤルでは、冷凍パン生地の製造に使用する
大型フリーザーの新設および更新時に100%、
自然冷媒機器を導入します。
現在、岩槻事業所にはフロンを使用する
大型フリーザーが4基あり、これらの更新計画では
自然冷媒の採用を決定しました。
2023から年間1基を目標に、
自然冷媒機器への更新を予定しています。
VDFサンロイヤルでは、工場に設置している空調や
冷凍設備などに、フロンを冷媒として使用しています。
フロンは非常に優れた冷媒ですが、
GWP(温暖化係数)はCO₂の数千倍もある物質です。
当社では、第一種冷媒フロン類取扱技術者の資格取得者を
各工場に配置し、機器の適切な運用と管理を行うことで、
フロン漏えいの抑制に努めています。
2012年 岩槻事業所の蒸気ボイラーは
LPGを燃料としていましたが、
よりCO₂排出の少ない天然ガス(都市ガス)への
燃料転換を実施し、CO₂排出量を削減しました。
2021年 岩槻事業所に太陽光発電設備を設置しました。
工場の屋根に630枚のソーラーパネルを設置し、
ここで発電した電気を全て工場で消費しています。
良く晴れている時は太陽光発電で
工場の電力の約20%を賄っています。
2022年は年間34万kwh発電し、
150トンのエネルギー起源CO₂排出量を削減しました。
岩槻事業所では、受変電設備の全ての変圧器を
省エネ基準品のトップランナー型に更新しました。
春日部事業所では、洗浄用温水の熱源機器を蒸気ボイラーから、
COP(成績係数)のより優れたヒートポンプ式給湯設備
(エコキュート)へ切り替える計画を進めており、
2023年8月の稼働を予定しています。